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会社の基本的事項を決めます
主に決める内容
登記申請する際に法人の印鑑が必要となります。会社名が決まり、類似商号の確認が終わったら、法人の印鑑を作成しましょう。
登記申請では、法人印のみしか必要としませんが、実務では銀行印と角印も使用する機会がある為、必須ではありませんが合わせて購入しておくとよいでしょう。
会社の基本事項が定まったら、定款の作成を行います。定款とは、会社の基本的な規則を定めたものになります。主に、社名や所在地等の会社自体に関わる事項と、株主に対する規則や取締役に対する規則、発起人情報等が載っています。
定款が完成した後、公証役場へ定款の申請を行い、公証人に認証を受ける必要があります。
記載しなくても定款自体には影響しませんが、定款に記載しなければ効力の生じない事項です。
ご依頼の際には、各届出ごとに必要書類をご案内させていただきます。
定款の認証が終わった後、資本金の振込み手続きを行います。タイミングが重要となり、定款の認証がされた日以降の日付(当日を含む)で、振込み手続きをします。
発起人となる人のいずれかの口座へ、個別に振込みを行います。この際、氏名と金額が明確になるように振込み手続きをするとよいでしょう。
資本金の振込みがされ、通帳記入が終わったら、登記申請書類を作成します。 本店所在地や資本金等の決定書と代表取締役やその他取締役の就任承諾書等の書類を作成し、押印します。
すべての書類が揃った所で、登記申請を行います。この際、登記申請を行い受領された日が会社設立日となります。法人印鑑登録と印鑑カード交付申請も同時に行います。
その後、約1~2週間の補正期間が設けられ、登記完了を持って履歴事項全部証明書の取得が可能になります。