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最適な決算月とは!?

2014/06/02

最適な決算月とは!?

最適な決算月

株式会社を作る時には決めないといけない事の1つに決算月があります。

そもそも決算月ってなんでしょうか。

簡単にいうと定期的におとずれる事業の区切りみたいなものです。期間内の損益を収益を計算して納税をしたり、翌期の役員報酬を定めたり、事業計画を練ったり・・・と各手続きを行うタイミングでもあります。

上場企業の多くが3月決算の為、決算月は3月と思っている方が多いですが、企業毎、自由に決めることが出来ます。自由に決めれるとは言っても、適当に決めすぎると忙しい時期と手続き期間が被ってしまったり、後々都合が悪くなり、決算月を変えなければならなくなったりします。

決算月は変更できますが、費用も手間もかかります。
設立の段階から、先を見越して月を定めましょう!

決算月と決算手続きのスケジュール

決算を迎えたら、決算月以降に手続きを行っていきます。決算月が忙しいと思われている方もいますが、実際には決算月の翌2ヶ月間が手続き期間になります。

決算2

決算月を定める参考ポイント

決算月を定める上での参考ポイントは以下です。

  • ① 繁忙期はできる限り避ける
  • ② 依頼する税理士の都合も考慮する
  • ③ 年末の決算月は要検討
  • ④ 取引先に合わせる
  • ⑤ 12ヶ月後の月に決める

① 繁忙期はできる限り避ける

多忙な時期に決算が来ると何かと大変です。実際には決算手続きの為、税理士と打ち合わせを行ったり、必要書類や不足書類の手配に追われたりと、細かな作業が発生します。決算の申告手続きには期限が定められている為、どうしても優先順位が高くなります。繁忙期はできる限り避けましょう。

② 依頼する税理士の都合も考慮する

自由に決めれる決算月ですが、やはり3月に決算月を定める企業は多いです。税理士が月に申告手続きができる会社にも限りがある為、依頼ができない場合や費用が割増になる場合があります。依頼する税理士を決めている場合には、事前に問題がないか確認をとっておきましょう!

③ 年末の決算月は要件等

11月や12月に決算を定めた場合、実際に決算申告を行うのは1月や2月になります。その場合、会社も税理士も年末調整、源泉税の納付、個人の確定申告など様々な手続きに追われます。また年末年始を挟む為、営業日数も少なくなります。年末に決算月を定める際には注意しましょう。

④ 取引先に合わせる

取引先や顧客との売買によって損益が確定します。その為、主要な取引先の決算月にあわせる会社もあります。

⑤ 12ヶ月後の月に決める

会社設立後すぐに決算を迎えることはあまり得策ではありません。一般的には株式会社の設立から丸1年で決算を向かえる会社が多いです。

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