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2015/09/14
先日の記事で「封筒に関する基礎知識 第1弾」として、封筒の形状等についてご紹介しました。今回は、封筒の用紙の種類についてご紹介したいと思います。
是非、過去の記事も参考にしてみてください。
目次
封筒は、主に使用する用途が郵送になる為、紙の厚さが通常の紙に比べて限定されています。
使用されている厚さは、80g/㎡~100g/㎡が一般的になります。
少しわかりにくい単位ですが、みなさんが郵便物で受け取ったとき、「透けている!?」という印象を持つ場合、80g/㎡の封筒の可能性が高いかもしれません。
用紙の種類にも影響を受けますが、長3封筒で80g/㎡の場合、A4の用紙を三つ折りで封入した際、光によって中に紙が入っていることがわかります。また、紙質によっては中身が透けて見えるくらい、薄めの封筒になります。
100g/㎡の封筒の場合、長3封筒では透けにくくなりますが、角2でA4用紙を一枚だけ入れた場合、透けて文書などが読めてしまう可能性があります。
g/㎡の数値が高い程、厚手の封筒になるので、選ぶ際には厚手のものを探すと良いかもしれません。
※ 郵便料金が上がる可能性があるので、ご注意ください。
封筒に良く使用される用紙もある程度絞られます。
茶封筒と言われている「クラフト封筒」や上質紙でカラーバリエーションがある「上質紙のカラー封筒」、しっかりとした印象の「ケント紙」などがあります。
各メーカー別に用紙のサンプルを出していたり、印刷会社にて封筒サンプルがもらえたりするので、実物で確認するとよいでしょう。
紙の厚さで少し触れましたが、封筒の用紙や厚さによっては、中身が透けてしまう場合があります。中身が透けてしまうのを防ぐ為の封筒がいくつかあるので、ご紹介します。
呼び名の通り、封筒の内側に本体より小さいサイズの封筒が二重に織り込まれた封筒になります。内側には色紙を使用している場合が多い為、光へかざしても透けない封筒になります。
封筒に使用している用紙の裏面に来る部分へグレーなどの色を印字している封筒になります。用紙自体に色をつけているため、他の透けない封筒に比べ、重くなることがありません。薄い用紙の封筒が欲しい場合に最適です。
封筒メーカーによっては、厚口の封筒を出している業者もあります。少し重量としては重くなりますが、厚みがある分透けにくく、高級感があります。
見た目、普通の封筒で且つ透けにくい封筒が良い場合には、メーカーに問い合わせて用紙を確認してみると良いかもしれません。
封筒メーカーによって扱っている商品が異なります。中には同じ材質で形状が似た封筒もあるのですが、メーカーによって異なります。
特に先ほどの透けない封筒等では、「プラテクト封筒」「透けない封筒」「中身が見えない封筒」など、名称も様々です。
全く同様のものが必要な場合には、メーカー名を確認したうえで、取り寄せるのがよいでしょう。メーカーを気にせず、性質が一緒であれば良い場合には、印刷会社が取り扱えるメーカーのもので代用するとスムーズに依頼ができます。
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