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2015/08/20
会社を設立した時や、新規の事業サービスを立ち上げた時などに必要となってくる「ロゴ」。
多くの場合、専門家への依頼を検討すると思いますが、どのような依頼して良いかわからないものです。「お任せで!」なんて依頼をして失敗に終わるケースも…。具体性のある依頼で方向性を絞り込んで依頼をしてみると良いかも!?
今回は、具体性のあるロゴの制作依頼がテーマです。
以前の記事「ロゴを作る!コンセプトと依頼の注意点」も是非、参考にしてみてください。
設立した株式会社のロゴや新規の事業サービスなどのロゴを作る時、漠然と考えていてもなかなか要望が固まりません。
「こんなロゴを作って欲しい!」と依頼する時にも様々な角度から要望を絞り込んでいくと、具体的な形が生まれます。
まずは簡単なところで、色を考えると1つの要素が決まります。色自体が持つ印象がある為、まずはざっくりと色をいくつか連想してみましょう。ここでの色は1つでも複数でも良く、極端に言えば、白黒・カラフル等でもOKです。
区分 | 内容 |
---|---|
印象からの色 | 明るい、暗い、悲しい、楽しい |
対象ユーザーが好む色 | 子供向け、女性・男性向け、年齢層 |
用途に適した色 | 印刷物への使用、広告物、看板 |
例を挙げてみると…
お菓子のロゴを作りたいと考えた場合、各項目から考えていくとなんとなくの希望が出てきます
区分 | 内容 |
---|---|
印象からの色 | 明るく食欲が湧くような暖色系の色が良いので、オレンジや赤が希望 |
対象ユーザー | 子供向けの商品なので、ポップな色ではっきりした色を希望 |
用途に適した色 | パッケージでの使用がメインになる為、背景色とのコントラストをはっきりさせたい |
今度は別の要素として、形状や雰囲気を表す単語を考えてみましょう。具体的には、「かわいい」「かっこいい」「綺麗」「すっきり」「シンプル」などの印象を表す表現や、「ポップに」「シックなもの」「重厚感のあるもの」「高級感」などといったテイストを表す表現などがあると、イメージが絞り込まれます。
先ほどのお菓子の例でいえば、「ポップに!」「インパクト」等が当てはまります。
イメージに近いものをモノを1~2つ程、挙げるとさらに具体的になります!例えば、「○」「□」「△」「曲線」等、形状を表すモノや「葉」「太陽」「水」等の自然にあるモノ。実際のサービスを表すのに適したモノがある場合にはそれらを書きだすのも良いかもしれません。
住宅メーカー等であれば、「家」「家族」「手」「地域」「木」等が連想できると思います。
ある程度、要望を具体化する為の情報が出せた所で、最後に絶対にさけたいものを明確にしておくと良いでしょう。
「この色は避けたい」「高級感は出したいが、あまりシンプルになりすぎない方が良い」「やわらかいイメージにしたいので、角があるイメージは避けたい」等、避けたいイメージが明確になっていることで、作りたいイメージに近づきます。
「すべてお任せします」といった丸投げでは、想像を働かせる要素がないので、あまり良いものが出来ません。また、要望をあまり固めすぎてしまうとそのままを制作するだけになってしまいます。
ロゴのデザインの依頼をする際には、上記のような項目を一度検討することで、依頼したいロゴのイメージが具体的になり、依頼がスムーズになります。
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