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2014/05/19

開業祝、開店祝、移転祝の贈り物マナー

春から夏にかけては会社設立、新装開店、移転など、祝事が多い時期でもあります。
せっかくのお祝いなので、贈る側も贈られる側、どちらも気分良く祝えるようマナーを心がけましょう。今回のテーマは、「贈り物について」です。

贈り物を贈る場合のタイミング

開業や開店等でお祝いの花を送る場合には、当日より前に受取が可能な場合には、開業日より前の一週間以内に贈るのが、良いでしょう。当日は来客も多く取り込んでいる場合が多いため、贈る際は注意が必要です。

イベント開催やパーティーなどの催しがある場合は、前日もしくは当日が良いでしょう。
贈る日のタイミングを逃さないよう、注意しましょう。
親しい中であれば、贈る前に希望の日を聞くのも良いかもしれません。

贈り物の種類

胡蝶蘭

お祝いの花といえば、胡蝶蘭が一般的です。胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が訪れる」です。また鉢植えのため、「根付く」という意味もあり、非常に縁起の良い花です。咲いている期間も長く、花粉が飛び散ったりすることがありません。

但し、よく使われる為、良くも悪くも相場が知れています。胡蝶蘭は多くの企業が贈る為、並べて置かれることが良くあります、贈り物ですので、他と比べてあまり品素なものは逆に目立ちするものは適さないでしょう。取引先との関係性を考え適切なものを選びましょう。

アランジメントフラワー

ある程度親しい取引先なので、胡蝶蘭では硬すぎるという場合には、アレンジメントフラワーを贈るのも一つです。業者に予算とイメージを伝えれば、良いものを見繕ってくれます。

観葉植物

長く置いてもらえるもので、観葉植物を贈る場合もあります。贈る場合には、少し注意が必要です。長く置いておくものなので、適度の大きさ、管理のしやすさ等贈られた側への配慮が必要です。

インテリア用品や家電

親しい間柄であれば、普段利用できるものを贈ってあげると喜ばれます。コーヒーメーカーや掃除機、時計、絵画等。。。まずは相手に欲しいものを聞いてあげましょう。

贈ってはいけないもの

火を連想させるようなものは避けましょう。ライターや灰皿、ロウソクなどはもちろん、暖房器具なども避けた方が良いでしょう。また、真っ赤な花なども適さないでしょう。

贈り物の金額相場

区　分	金　額
知人の場合	〜10,000円
友人の場合	10,000円〜30,000円
取引先	10,000円〜50,000円 胡蝶蘭では3万円あたりが相場

開業や開店祝いの木札記載例

時　期	記載例
お店を開店した時	「祝御開店」「開店御祝」
会社設立のお祝い	「祝御開業」「開業御祝」
新しい事務所を構えた場合	「祝御開設」「開設御祝」
開店、開業後に贈る場合	「祈御発展」