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2014/09/22

名刺を作るならチェックしておきたい４つのポイント

今までに名刺交換をして、目を惹かれた経験はありますでしょうか。
株式会社に勤めていた方は、取引先と名刺交換をする機会も多いので、1回くらいは印象的な名刺をみることもあるのではないでしょうか。

日本では、シンプルに氏名や住所などの情報だけが載っている名刺が一般的ですが、海外ではサイズもバラバラ、折り紙のように折りたためたり、穴が空いていたり、切り取り線があったりと自由です。

名刺は会社のイメージを伝えることのできる、最適なツールです。あまり奇抜すぎるものは渡した側にも敬遠されるかもしれませんが、少しくらいハメを外したくらいの名刺も、他社と違っていいかもしれません。

名刺の定型サイズは1つではない

一般的な名刺サイズというと「91×55mm」です。多くの会社がこのサイズを採用しているので、日本で定型の名刺サイズというと91×55mmのサイズになります。
他にもサイズはあり、「91mm×50mm」 「86mm×52mm」 「85mm×49mm」などのサイズで印刷をすることも可能です。

もちろん定型サイズにこだわらず、「丸型」「三角」「ひし形」等自由に作ることもできるでしょう。但し、定型から外れた名刺は印象という点ではメリットが高いのですが、制作にかかるコストが高く、受け取り側が保管しにくいというデメリットもある為、選ぶ時には慎重に選ぶ必要があります。

名刺の用紙にこだわる

名刺に使われている用紙は沢山ありますが、実際にはごく一部の用紙しか使われていません。その中でもよく使われている用紙は、「上質紙」になります。
印刷会社でよく使用されている用紙は、比較的安く名刺印刷をすることが出来ます。その中でも代表的な用紙は、「上質紙」「コート紙」になります。

　　

＜CEパートナーに印刷依頼のある主な用紙＞

区分	用紙	厚さ	用紙	厚さ
用紙A	ホワイトエクセルケント	180kg	アートポスト	180kg
用紙A	テンカラ―ホワイト	180kg	クラークケント	180kg
用紙A	テンカラ―リネン	180kg	ベストマット	180kg
用紙A	ＯＫマットポスト	180kg	ミラーコート	180kg
用紙A	ＯＫマットポスト	220kg	レイナＲ	180kg
用紙A	ハイブランカR	180kg
用紙B	サテン金藤(きんふじ)	180kg	マットコート	180kg
用紙B	上質紙	180kg

変わった用紙で名刺を作りたい時は？

「ざらざらとした手触りの用紙」「プラスチック名刺」「光沢のある名刺」等少しこだわった用紙で名刺を作りたいという場合は、どうすればよいでしょう。方法は色々とありますが、いずれもコストと手間がかかってくるので、注意が必要です。

項目	内容
店舗のある印刷会社	店舗を構えているまたは町の印刷会社の場合、用紙の見本帳を持っているので、その中から気に行った用紙を選び、紙を取り寄せます。その用紙で印刷と断裁を行えば制作ができます。
名刺専門の印刷通販	一般的な印刷通販の会社の場合、取扱用紙をかなり限定して制作している為、希望の用紙を選ぶのが難しいですが、名刺の印刷を専門に扱う通販会社もあります。

印刷の方式に注意する

印刷する方法として、大きく分けて「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」があります。印刷会社が使用している印刷機の性能にもよりますが、一般的にはオンデマンド印刷よりもオフセット印刷の方が印刷がきれいに出力されます。

制作費用としては、オフセット印刷の方が高くなる場合が多いので、制作コストと仕上がり品質で検討をする必要があります。

名刺に加工を追加する

制作のコストが高いため、あまり見かけませんが、名刺にも加工を追加することがあります。文字が浮き上がったように見える「エンボス加工」や表面をフィルム加工した「PP加工」等、見た目や手触りに差が出る加工が様々あります。

項目	内容
角丸	名刺の角を丸くカットする加工です。女性が持つ名刺やショップカード等でよく使われます。
PP加工	表面がコーティングされた名刺です。すべすべとした手触りになります。
折り加工	折りスジを１本～２本入れることで、2つ折りや3つ折りの名刺ができます。
型押し	ロゴマークや図柄などを立体的に浮き上がらせた加工です。さりげないアクセントが追加できます。
箔押し	印刷した名刺に、箔を追加した加工です。ラインで金や銀の箔を入れるのが一般的です。

ちょっと知っているだけで、他とは違う名刺を作ることができます。せっかく渡す名刺なら、渡した時にちょっとした話のきっかけにできると、名刺の価値も変わってくると思います。

是非、お気に入りの名刺を作成してみてください。